元日ミックスダブルス

新年、おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

遅くなりましたが、元日に参加したミックスダブルスの結果を報告します。

1.クラブ間交流

昨年の秋、茅ヶ崎駅前の「あさまる」にテニス仲間が集まりました。
メンバーは、茅ヶ崎市内のいくつかの主要クラブの会員、スクール生、コーチ、
テニスショップの店長・・・総勢30名程です。
別々のテニスクラブの仲間同士が、同じテーブルについてテニスを中心とした
話題で盛り上がりました。

そこに参加して頂いた湘南インドア会員のKさんに声をかけて頂き、
2012年元日、辻堂で行われたミックスダブルスのワンデイトーナメントに
参加しました。男子が1名足りないとのことで、良く言えば助っ人、一般的には
「人数あわせ」です(笑)

Kさんはお孫さんがいるベテランプレーヤーですが、
その姿は若々しく、プレーもパワフル。
ミックスダブルスのパートナーはいつも美女というダンディな方です。
この日も美女を引き連れて登場しました。

 
2.試合当日

私がペアを組んで頂く方はIさんとおっしゃる20代と思われる女性です。
 
「はじめまして」

挨拶の後は話も弾まず、とりあえず一緒にウォームアップ練習に入りました。
Iさんは大船のテニススクールに通っているそうです。
ラリーをしながら、どんなテニスをするのか拝見しました。
各ショットは上手。試合ではいつも負けてばかりと言っていましたが、
自信を持ってプレーすれば良い結果が得られそうです。
 
参加ペアは12ペア。1組3ペアの4グループに分けられ、
予選リーグがスタートしました。
私たちは、Kさんと一緒のリーグになりました。
 
1試合目、Kさんではない20代のペアと対戦。男性はパワフルなストローカー、
女性は全般に技術レベルが高い印象です。

拮抗した展開に持ち込みましたが、最後は振り切られて5-7で敗戦。
1位通過は諦めて、2位トーナメント優勝に目標を切り替えました。

「初戦にしては上出来ですね」

私は、苦手とするアイコンタクトをしながらの笑顔で、
敗戦に落ち込むIさんを励ましました。

2試合目はKさんペアと対戦しました。

これに勝たないと2位通過が難しいため、積極的に動いてポイントを
重ねました。
ポイントを取ったらIさんにロータッチ。ミスした時の言葉も、
「すみません」ではなく「ごめんねー」に変えました。
照れている場合ではありません。
こちらが緊張していると相手も緊張します。
 
試合中、だんだん、Iさんに笑顔が見られるようになりました。
5-1となり、Iさんのサービスゲームを迎えました。
何度もデュースになった末、こちらがアドバンテージを取りました。

「これで決めましょう。どんなリターンが来てもポーチします」

言っちゃったー、と思いつつIさんと別れました。
1stサービス、なんと、センターへサービスエース。

「ナイスサーブ」
「ポーチ出てくれると言ってくれたので、センターに打とうと思ったのが良かったです」

出会ってから2時間、少し、心が通じてきました。これで2位通過がほぼ決定です。


3.2位トーナメント

リーグ戦が終わり、順位別トーナメントが始まりました。

初戦の相手は、親子(娘)ペアです。娘さんはAKB48に入れそうな愛くるしい
笑顔をしています。

試合が始まると、ほのぼのとした親子ペアへの印象が一変。
お父様の動きはシャープ。娘さんも部活で鍛えられているのか、
全ショットが切れています。
 
ボールコントロールは相手が上手なので、ボールのスピードを
上げて、ラリーが長くならないようにし何とか、4-1とリードしました。

ここで、親子ペアはミックスダブルスの王道戦術である、
女性頭上へのロブ攻撃を仕掛けてきました。

私が下がってボレーでカットしますが、二人でネットに詰めた親子に
ボレーで決められてしまいます。
本当にこの戦術は効きます。

急造ペアでは対応できず、4-3と追い上げられました。
 
しかし、ここでIさんが、絶妙なロブショットで連続ポイントを決めるなどして、
6-3で振り切り、2位トーナメント決勝進出を決めました。
正直なところ、このポイントがなければ、逆転負けしていたと思います。
 
決勝は茅ヶ崎でも有数の実力選手、S選手と奥様のペアが相手。
何で予選リーグ2位なのかな?

S選手、全力ではないにしろ、ものすごいボールの威力です。
ここは魅せるしかない、と意外と目立ちたがりな私の性格が首をもたげます。
S選手のストロークを軽く(実は必死)ボレーで返球、ショートクロスをドロップボレーで
返球、拾われたけどセンターにボレー。

「おぉ、なんだかすごいな」

観客の歓声を浴びて満足してしまいました。

紳士なS選手は女性にスピードボールを打ったりはしませんでしたが、
男性同士の実力の差が出てしまい、1-6で敗戦しました。

2位トーナメント2位という微妙な戦績ながら、賞品はYONEXの
ランドリーバッグを頂きました。
なかなかのクオリティで大満足です。

「力が及ばずごめんね。でも楽しかったです」
「今日はたくさん試合ができて良かったです」

Iさんと健闘を称え合い、元日の夕陽を浴びながら辻堂を後にしました。


4.感謝についての追記

12月30日のブログに、震災を機にすべてに感謝したいと思ったと記しました。
その後、小池 龍之介さん著「考えない練習」を読み、少し考えがあらたまりました。

小池さんは、日本には「ありがとう病」が蔓延していると表現しています。
本当に感謝していない場合でも、習慣として、心がけてとして、「ありがとう」と
言ってしまうと、心が歪んでいくといいます。
  
仏道において育てるべき感情に「感謝」はないそうです。
「ありがたい」とは、思おうとして持てる感情ではなく、
予想外に好ましいことがあり生じる感情であり、
文字通り「有難い」ことだからだと言います。

感謝したいと思った時には、素直にタイミング良く、具体的に伝える
のが良いとしています。
単に「ありがとう」という定型句だけではなく、何がどう嬉しかったのかを
伝えてはどうかとも提案しています。
例えば頂き物をしたら、「美味しく頂いた」「家族で嬉しく頂いた」のように
表現すると、先方にも気持ちが伝わるし、自分の頭も冴え、
言葉のバリエーションも増えるとのことです。

私は、理由もなく何が何でも感謝しようと決めた訳ではありません。
震災を機に、自分の日常が恵まれていることに気付いたので、
日常を与えてくれるものに感謝したいと思いました。

しかし、本当に感謝の念を抱くには、日常を失った時かもしれません。
実際に失うことはできないので、「もし、この人がいなければ」
「もし、職場がなかったら」のように考え、ありがとうと心から思える
ようにしてみたいと思います。

仕事中の私は、何気なしに取引先や社内の関係者に
「ありがとうございます」と言っています。
今後は何にありがとうを言っているのか、
心の中でつぶやいてから、あるいは実際に口にしてから
「ありがとう」と発したいと思います。

「考えない練習」には、感謝以外にも多くの気付きを与えられました。
この本をヒントに、2012年の自分の生き方のテーマを考えて
(矛盾しますが)います。

このブログを最後まで読んでくれている方がいると思うと嬉しいです。
ありがとうございます。

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